窯業系サイディング

■主原料はセメント

窯業系サイディングの原料を数値で表すと、約80%がセメント、約20%が繊維質・増量材で構成されています。そのほとんどがセメントなので、サイディングボードそのものに防水機能はなく、工場で製造される時に防水塗料を吹き付けている場合がほとんどです。

 

■窯業系サイディングの特徴

○メリット

【1】耐震性が高い
【2】遮音性が高い
【3】耐火性に優れる
【4】デザインバリエーションが豊富
【5】施工性がよく、短工期

○デメリット

【1】素材そのものに防水機能はない
【2】蓄熱性が高い
【3】コーキングのメンテナンスが必要

窯業系サイディングは戸建て住宅のシェアが非常に高いのですが、その人気の要因は商品的なバリエーションの豊富さ。価格帯も幅広く、「選びやすい」といった点が挙げられます。モルタルの半分以下の重量で、耐火性・耐震性・遮音性など、住宅に必要な機能が一通り備わっているため安心です。

しかし素材そのものに防水機能はないため、コーキングと併せて定期的なメンテナンスが必要となります。また蓄熱性が高いということは、真夏の太陽熱などで室内温度が上昇しやすいということ。生活環境と建材の劣化に注意が必要ですが、基本的には断熱材が施工されるため、問題ないでしょう。

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