14mm・16mm厚サイディング

■施工方法が異なる!

当時12mmのサイディングボードは専用釘で固定されるのが一般的で、これは14mmも同様の施工方法です。現在でも普通に行われています。対して14mmより厚いサイディングボード(16mm~)は、専用金具を使用して壁面に固定されます。

このように施工方法の違いが挙げられますが、これがお客様にとってはサイディングボードを選ぶ際のポイントとなるのです。

○~14mmは専用釘で固定するだけ!つまり……

厚みの薄いサイディングボードを専用釘で固定するだけということは、経年劣化で釘の緩みや浮きが生じてくる可能性が考えられます。また釘の表面もよく見れば目立ち、建物の見た目からいうとマイナス要素です。

○16mm~は専用金具で内部固定!

厚みのあるサイディングボードは、専用金具を使い内部で固定します。表面に釘が出ることがありませんので、上記のような劣化が生じにくく、美観的にも問題ありません。しかしやはりコストがかかってしまうのが特徴です。

 

■どちらに関しても、定期的なメンテナンスを!

「サイディングはメンテナンスの必要がない」と思われがちですが、そんなことは決してありません。実は塗装外壁よりもメンテナンス時期は早いケースも多々あります。

サイディングの施工は一般的に2,730mm間隔でジョイントが入り、ジョイント部分にはコーキング材が注入されます。コーキングの劣化によって考えられる被害は「雨漏り」。劣化箇所から雨水が浸入し、知らず知らずの内に建物の躯体を弱らせているケースがあります。

サイディングの見た目はキレイでも、こうしたコーキングの劣化があれば雨漏りの可能性が十分に考えられます。サイディングにしたから安心できるというものではないので、その性能をしっかり理解し、確認・納得した上でサイディングを採用するようにしましょう。

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